最終決戦はもちろんRYOGOKU。家を出た玄関先から既に応援する日本人、米兵、なんかもう色々待ってる。もちろん横綱はすでにまわし締めて臨戦態勢。皆、横綱に一言かけて背中とか体を触る。子供がペチペチ触る。女性が優しく触る。老人がきばってこいと思いきり張り手。米兵が何か英語で言いつつ敬礼。そんな具合でRYOGOKU目指す。既に土俵の真ん中ではどでかい宇宙人が待ってる。選手入場口へ向かう狭い通路では子供の頃に好きだった女の子とか親方とか最高のライバル達とかいて壮大な音楽フェードイン。最後に喧嘩して家を飛び出したきり音信不通だった父親がちょっとそっぽ向いた感じで待ってるけど何も言わず通り過ぎる。その後姿に父親が最後の張り手。音楽MAX。暗闇の中から現れる鬼迫の横綱。両者の顔が交互にアップ。音楽停止。父親が何かを呟く。「HakkeYoi !!」coming soon.