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ストレスを溜めた少女が愚痴りながらセロハンテープを無駄に巻き取り丸め続ける。適当な相槌を打ちつつそれが大きくなってゆくのを僕はじっと見つめるのだ。

シュークリームに憧れた少女がちくわの穴にクリームを詰めるだろう。嬉しそうに食べる彼女を余所にクリームは容赦なく反対側から垂れていく。それが僕に当たるのだ。